夏、追っかけ旅 in 油壺│牛久大仏

2006年09月11日

Book Review:養老孟司『超バカの壁』

今年の夏、天気もすぐれないのも手伝って
またまた結構引きこもってますσ(^◇^;)。

家にいる時間が長いので、この夏
結構いい冊数、本読んじゃいました〜。

もっぱら私は「図書館派」。
自宅から徒歩5分の『清瀬市立図書館』はネット予約がカンタン・充実で
読みたい新刊が出たら、即予約です。本は極力買いません、整理大変だし!

ということで、先日『嫌われ松子の一生』のBook Review載っけましたが
今後、面白かった本があったら随時
このブログでもupしてみようかな〜と思います└(^∇^ )。
(「ブログのネタ不足」の時にもいいかも(^^;Δ。)
拙い読書感想文程度のものですがね
「面白い!」と思ったものを少しでも皆サマにおすそ分けできれば・・・♪


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んで今日は・・・

養老孟司先生の『超バカの壁』。


『清瀬市立図書館』のネット予約で
「2ヶ月半待ち」で
ようやく読みました(;^з^)。


まえがきに
「前作『バカの壁』に寄せられた質問に答える形で作った本書」とあるだけに
『バカの壁』よりもだいぶ、読みやすくなってる感じ。

「若者の問題」「自分の問題」「テロの問題」「金の問題」・・・と
それぞれのテーマを養老節でバサバサと斬っておられる先生ですが
ほとんどのテーマで「よくぞ言ってくださった!(拍手)」の連続!
連日ワイドショーに出ているコメンテイターなんかの
一辺倒な体裁繕いに耳が慣れてしまっていると
この養老先生の一刀両断っぷりがなんとも小気味いい!!


たとえば・・・


「本当に『ナンバーワン』より『オンリーワン』がいいのか?」

これにはもう、私は大喝采(≧▽≦)。

「あの唄」に抵抗を感じる養老先生・・・。

「はいっ先生!私も『曲はいいけど、詞はなんだかな』って感じっす!」(爆)


「人それぞれ、個性がある」。

そりゃあ、そうだろう。
『オンリーワン』なんて、当然のこと。
それをいちいち「他人とは違う自分」とか「自分らしさ」を声高に主張するのは
「自身の個性に対して確信が弱いから」なんですって、先生曰く。ほほう!

(そもそも、『ナンバーワン』と『オンリーワン』が比較対象になること自体
 私はギモン
なんだけど・・・)

もともと「個性」っていうコトバにむやみやたらに依存するの、
私、嫌いなんですよね。
「個性を伸ばす教育!」とか
「キミの個性を活かしてみないか!」とか・・・ありがちだけど。

いや、いいんですよ、それだって。
それで「伸ばせました!」「活かせました!」でなんらかの結果がオーライなら
全然いいんじゃないすか?

だけどその「個性」というコトバに安直に操られてしまうのは
「自分以外の何か」からの「逃げ」のような気がしてならないんですね。
そして(「あの唄」で『ナンバーワン』と比較するように)
「自分にはないもの」「自分らしくないもの」を拒絶していく・・・
(それが養老先生の謂わんとする『壁』なのでしょうが)
そんな「個性」という免罪符で
「私らしさ」とか「あなたにないもの」とかを振りかざされても
「それがなんぼのもんじゃい・・・」「あぁなんか・・・ウザい・・・」(ー'`ー;)
って、思っちゃうんですよね。



ま、こういったテーマ以外にも・・・私が「養老バンザイ!」だったのは
『靖国の問題』。

ここでは多くは語りませんが(^^;)・・・養老先生の仰るとおり、私もまったく
「別に白黒ハッキリさせるこたぁない」
(ってか、白黒つけること自体、土台ムリ)
「中国・韓国(に対して)は、愛想笑いしてほっとけ」ってなところです(爆)。



この本、論調がハッキリしているだけに賛否両論分かれるところでしょうが
あわよくば先生とご意見が一致すれば(笑)
読み終わってとってもスッキリする一冊です。

kappa_ginga at 23:37│Comments(0)│Book Review 

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