2008年04月25日
Book Review:内田康夫『靖国への帰還』
親友のあみちゃんがブログで大絶賛しているのを読んで
即、図書館で予約・・・・
あれが2月の頭のこと・・・2ヶ月半経ってようやく手元に。
もうほとんどノンストップで、一気に読んでしまった。

私ははっきり言って、「靖国肯定派」だ。
この件について細かく語るのは、この記事の主旨から少し反れるので割愛するが
靖国を肯定するこの自分の考え方は
憚ることなくこれまでも堂々と公言してきた。
ただ、現在の日本のいわゆる「靖国問題」と言われるものが孕む
歴史的事実、政治、思想、解釈・・・etc
あらゆるものが介在しすぎる混沌さのようなものに思いを廻らせてしまうと
靖国を肯定する私の心の中にも、若干の惑いがあるのを認めざるを得なかった。
でも、この作品を読んで
内田氏が登場人物に語らせている、言葉のひとつひとつを噛み締めながら
「そう・・・!そうなんだよ!そういうことなんだよ!!」と
私の中での「靖国」を整理することができたような気がする。
なんだかとっても、すっきりした。
とはいってもこの作品は
作者の靖国論を押し付けているわけでは決してなく
現状の「靖国問題」の是非も決定づけてはいない。
それは小説の構成上のトリックで、うまく消化されている。
なので、これはぜひ、靖国肯定派・否定派、両者に読んでもらいたい一冊だ。
内田氏の言葉は、辛辣ながらも文体は極めて穏やかで
その穏やかさは戦禍に巻き込まれた死者たちに対する深い慈愛に溢れている。
そんな言葉の中に散りばめられた
「(靖国というものを)こう考えてはいかが?」
といった手掛かりやヒントの数々に、ハッとさせられることだろう。
そして靖国問題に興味がない方にも、ぜひ。
フィクションの小説を軸にしながら
現在の日本で「なぜ靖国の是非が問われているのか」ということが
現状も含めて、非常に分かりやすく語られているので
「靖国問題って?」という方に読んでいただいてもいいかと思います。
それと・・・靖国について、最後に、個人的にひとつ。
靖国神社を参拝したことがありますか?
まだ行ったことがない方、特にこの問題に興味がある方は
ぜひぜひ一度、(参拝しないまでも)訪れてみることをおすすめします。
実際にあの社を前にすると
靖国が現状として孕む問題、それらの次元をちょっと超えた
自分なりの「想い」がふっと湧き上がってくるものです。
即、図書館で予約・・・・
あれが2月の頭のこと・・・2ヶ月半経ってようやく手元に。
もうほとんどノンストップで、一気に読んでしまった。

私ははっきり言って、「靖国肯定派」だ。
この件について細かく語るのは、この記事の主旨から少し反れるので割愛するが
靖国を肯定するこの自分の考え方は
憚ることなくこれまでも堂々と公言してきた。
ただ、現在の日本のいわゆる「靖国問題」と言われるものが孕む
歴史的事実、政治、思想、解釈・・・etc
あらゆるものが介在しすぎる混沌さのようなものに思いを廻らせてしまうと
靖国を肯定する私の心の中にも、若干の惑いがあるのを認めざるを得なかった。
でも、この作品を読んで
内田氏が登場人物に語らせている、言葉のひとつひとつを噛み締めながら
「そう・・・!そうなんだよ!そういうことなんだよ!!」と
私の中での「靖国」を整理することができたような気がする。
なんだかとっても、すっきりした。
とはいってもこの作品は
作者の靖国論を押し付けているわけでは決してなく
現状の「靖国問題」の是非も決定づけてはいない。
それは小説の構成上のトリックで、うまく消化されている。
なので、これはぜひ、靖国肯定派・否定派、両者に読んでもらいたい一冊だ。
内田氏の言葉は、辛辣ながらも文体は極めて穏やかで
その穏やかさは戦禍に巻き込まれた死者たちに対する深い慈愛に溢れている。
そんな言葉の中に散りばめられた
「(靖国というものを)こう考えてはいかが?」
といった手掛かりやヒントの数々に、ハッとさせられることだろう。
そして靖国問題に興味がない方にも、ぜひ。
フィクションの小説を軸にしながら
現在の日本で「なぜ靖国の是非が問われているのか」ということが
現状も含めて、非常に分かりやすく語られているので
「靖国問題って?」という方に読んでいただいてもいいかと思います。
それと・・・靖国について、最後に、個人的にひとつ。
靖国神社を参拝したことがありますか?
まだ行ったことがない方、特にこの問題に興味がある方は
ぜひぜひ一度、(参拝しないまでも)訪れてみることをおすすめします。
実際にあの社を前にすると
靖国が現状として孕む問題、それらの次元をちょっと超えた
自分なりの「想い」がふっと湧き上がってくるものです。
kappa_ginga at 21:06│Comments(0)│Book Review